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INTERVIEW

創業130年、
伝統を守る醤油蔵がはじめる新しい挑戦

有限会社北伊醤油
六代目 山上弘司さん

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ひと差しするだけで、匂い立つような芳醇な香りが特徴の北伊醤油。糸島で醤油づくりを続けておよそ130年、六代目の山上弘司さんは伝統の天然醸造醤油を守りながら、持続可能な企業活動を目指した新しい取り組みへのチャレンジを常に続けています。

糸島の水、麦、大豆が醸す極上の醤油

ーーまず、事業内容についておうかがいしてよろしいでしょうか。

醤油づくりですね。あとは調味料加工品、しょうゆプリンなどスイーツも作っています。ゆくゆくはいろんな食品を作っていきたいと思っています。

北伊醤油は僕で六代目になります。会社の登記は明治30年なのでそこを創業にしていますが、もっと昔から醤油づくりをやっていたという話もあるのではっきりとはわからないですね(笑)。130年以上、ということになります。

うちが醤油蔵を構えている志摩船越にある船越山から、すごくいい水が湧いているんですね。初代の伊三郎さんが、これを使って醤油かお酒を造ろうと考えたそうです。そのとき、奥さんから「酒を飲みすぎて悪さをする人はいるけど、醤油で人に迷惑をかけることはない」と言われたので醤油蔵になった、という言い伝えがあります。糸島は、麦や大豆、塩もとれる。おかげでおいしいお醤油を作ることができています。

僕自身は、あまり跡を継ぐつもりはなかったんです。でも祖母がお正月にお年玉をくれるたびに、「あんたはここの醤油蔵を継ぐのよ」と言って、僕が「ハイ」と答えないとお年玉を渡してくれなくて(笑)。本当のターニングポイントになったのが、高校で進路を考えたときです。地元の大学に行くか、東京農業大学で発酵の勉強をするか。父親に「選べ」といわれて決断しました。東農大には全国から醤油蔵、味噌蔵、酒蔵の跡継ぎが勉強しに来ていました。面白いのが、学生が集まって飲み会をするときにも、鍋の具材だけあればいいんですよ。「うちで作ってる日本酒持ってきた」「うちは焼酎」「うちの味噌を使おう」となりますから。「醸造」という仕事を新たに始めるのって、日本ではワインくらいしかないんですよ。家業を継ぐ、ということについてもよく話し合って、非常にいい刺激になりました。

ーーここ最近、糸島は県内外から多くの人が訪れる、人気の土地になりました。古くから糸島に根をはって仕事をしている立場として、どう感じますか。

僕の子どもの頃から比べても、大きく変わりましたね。海沿いにはきれいなカフェやお洒落なお店もできましたし、移住してくる方も増えました。行政の取り組みと、自然の恵み、そしてアクセスの良さがうまくマッチしているのだと思います。企業誘致も進んで、糸島で働くという選択肢も増えたので、糸島市も人口減にならずに踏みとどまれているように思います。

あとは、糸島の人たちはすごく元気ですよね。そして、その元気な人たちが集まって、新しい取り組みをやろうとしている。そして人と人との距離感が近いので、地域を元気にしたいという気持ちを持っている人同士がすぐにつながって、新しいチャレンジを進められる環境だと思います。

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