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Works_業務紹介
銀行経営は、信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナルリスクといったさまざまなリスクに常にさらされています。リスク管理部門では、世界各国の金融市場の動きから天気予報にいたるまで、広くアンテナを張って情報を集め、そこに潜むリスクを正確に評価しながら銀行の進むべき道を考えていきます。時にストッパーとして警鐘を鳴らし、また別の場面ではエンジン役としての提言を行いながら、リスクに適切に対処していくことで安定的な経営へとつなげます。
リスク管理はどの銀行にも必須の業務ですが、専門性を発揮するフィールドは銀行によって異なるものです。そして、リスク管理業務に限らず、総じて一人ひとりがゼネラリストとして幅広い領域に関与する働き方ができるというのは当行の特徴です。
Interview_インタビュー
中西 俊介
リスク統括部 主任調査役
2021年入行
メガバンクから日本銀行へと転職し、金融政策の企画立案をはじめ、さまざまな業務に従事しました。11年間の在職期間中には英国留学や金融庁への出向も経験しました。仕事にはやりがいを感じていましたが、結婚を機にライフプランを再考したことが転職のきっかけです。
東京以外で働くことも視野に入れた際に浮上してきたのが福岡でした。妻の地元であったことも理由の一つではありますが、都市としてのポテンシャルの高さに魅力を感じました。銀行や役所での仕事を検討するなかで、当行が人材を募集していたリスク管理業務であれば、これまでの経験が直接活かせると考えて入行を決めました。
未来に向かって変わろうとする姿勢が明確で、前例に固執することなく、良い意見であれば採用する姿勢は当行の特徴です。また、一人ひとりに与えられる裁量の大きさにも驚きました。日本銀行でもリスク管理に関連する業務に携わっていましたが、当時よりもリスクを“点”ではなく“面”で見ることができています。そのため、リスクに対する総合的な判断がしやすいですし、広く銀行全体のリスクを俯瞰することで、自分の仕事が銀行の経営判断の一助となっているという手応えも日々感じています。
［活かせるスキル］
01
マクロの視点からの金融経済の分析力
02
リスク管理に関する専門的な知見
03
国際会議の運営等を通じて得た関係各所との調整能力
04
国際的な金融規制に関する知識
Career summary_キャリアサマリ
新卒でメガバンクに入行し、本部の市場部門などを経験。
その後、退職して大学院に進学し、経済学を学ぶ。
日本銀行に就職。バーゼルⅢ策定に向けた国際的な議論への参加や
G20等の国際会議の運営、金融機関のモニタリングなどを担当。
11年間の在職期間中に、金融庁への出向も経験する。
リスク統括部に所属し、銀行ビジネスに関する
さまざまなリスクの評価・管理を担当する。
2年目に所属部署のNo.2にあたる役職へと昇格。
より俯瞰した立場から銀行全体のリスクを評価・管理する役割を担う。