投資信託ABC

お金の色分け
資産運用を行うにあたって大切なことはお金を色分けすることです。
まずは、目的にあわせて「色分け」してみましょう。
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当面使う
予定のないお金余裕資金や将来のために備えるお金、大切な人に遺すお金など
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いざという時に
すぐに使えるお金日々の生活費や病気・ケガなど不意の出費に備えるお金など
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使いみちが
決まっているお金マイホーム購入や教育資金などの将来使う時期や目的が決まっているお金など
投資信託とは?
“投資”に対して「怖い」「危険」というイメージをお持ちではありませんか?
まずは投資信託の基本を理解して、資産形成をはじめてみましょう!
投資信託のしくみ
西日本シティ銀行投資信託の販売
お客さまのライフプランや資産形成への考え方をお伺いし、最適な金融商品をご提案します。
運用会社投資信託の設定
投資対象を調査し、お客さまのご資金を運用します。
信託銀行資産の管理
お客さまのご資金をお預かりし、管理します。
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債券
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株式
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リート
(不動産
投資信託) -
など
投資信託の特徴
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特徴1
1万円から投資できます。
(積立投資信託の場合は毎月1,000円からOK!)株式投資や債券投資にはある程度まとまったお金が必要ですが、投資信託は少額(1万円)から購入できます。積立投資信託であれば毎月1,000円から積立可能です。
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特徴2
分散投資で、リスクを低減できます。
値動きの異なる資産や通貨へ分散することにより、値下がりから受ける影響を抑え、リスクの低減を図ります。
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特徴3
専門家が運用します。
経済、金融などに関し高度な知識を身に付けた専門家がお客さまに代わって運用します。
購入方法
インターネットバンキング(NCBダイレクト)
でのお取引はこちら
投資信託のリスクと付き合い方
リスクとリターンの関係を理解し、運用に役立てましょう!
リスクとは? ~リスクとリターンの関係~
投資の「リスク」とは、損をすることだけを示すのではなく、利益が出たり、損をしたりする「価格の振れ幅」のことをいいます。
大きなリターンを期待すればリスクも大きく、リスクを小さくしたければリターンも小さくなります。
投資信託の主なリスク
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株価変動リスク
株価は、政治や経済情勢、企業業績、市場の需給関係等を反映して変動します。組み入れ銘柄の株価が下落した場合には、基準価額が下落する要因となります。
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金利変動リスク
債券の価格は、金利に大きな影響を受け、一般に金利が上がると債券の価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上がります。
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為替変動リスク
日本円以外の外貨建て商品(米ドルやユーロ等)で運用する際には、通貨の交換レートの変動により資産価値が増減する場合があります。
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信用リスク
債券等の発行体の財務状況または信用状況の悪化、倒産等の理由により、債券の元本や利息の支払いが滞ったり、支払い不能が生じた場合等には基準価額が下落する要因となります。
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リート(不動産投資信託)
の価格変動リスク保有している不動産からの収益減少や災害の被害などによる価値の下落、不動産に係わる法制度の変更、市場の金利上昇等が価格の下落する要因となります。
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コモディティ(商品)
の価格変動リスクコモディティ(商品)の価格はそれぞれの商品の需給関係や為替、金利の変動など様々な要因で大きく変動します。
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上記の主なリスクは一般的なリスク要因を記載したものであり、ファンドのすべてのリスクを網羅するものではありません。
詳細は各ファンドの最新の投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご確認ください。
リスクと上手に付き合う3つのポイント
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POINT.1資産分散
複数の異なる金融資産を組み合わせる
一般的には、保有する金融資産の種類を増やすほど、値下がりするリスクが小さくなるといわれています。
ひとつの資産が値下がりしても、他の資産が順調であれば、総合的に値下がりをカバーする効果が期待できるからです。ご参考:各資産の年間パフォーマンスの推移
(円換算ベース)過去を振り返ると、パフォーマンスの良い資産も悪い資産も一定ではなく、法則性もないことが分かります。
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上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
出所)各種指数データを基に日興アセットマネジメントが作成
期間:2013年~2020年
「分散投資」は、“どの資産が値上がりしても良いように”幅広い資産に投資を行いながら、値動きの異なる資産を組み合わせることで、値下がりを低減する方法です。
ただし、リスクを許容した上で大きなリターンを狙うときは、「分散投資」がデメリットとなる場合もあります。 -
上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
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POINT.2時間分散
投資信託を購入する時期を分散
投資資金を一度にすべて投資するのではなく、複数回に分けることで、購入単価が平均化され、投資リスクを分散することができます。
時間分散には毎月自動的に決まった額を
購入できる積立投資信託がオススメです。 -
POINT.3長期投資
長い目でみた運用
短期的な値動きにふり回されずに、長い目で保有すると一般的にリスクを抑える効果があるといわれています。
投資信託の種類
投資信託は「株式」「債券」「不動産投資信託(リート)」などの資産に投資できる金融商品です。代表的な資産とされる「株式」「債券」「リート」の3資産を、「国内」と「海外」に分けると6種類。複数の資産を組み合わせる
「バランス」を含めて、7種類が投資信託の主な種類となります。
投資対象となる資産の特徴
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株 式
一般企業が投資家から資金を調達するために発行するものです。
株式の主な特徴
- 企業の業績や景気が良かった場合、値上がり益が期待できます。
- 配当による収入や投資した企業の「株主優待」といった楽しみもあります。
- 預金・債券に比べ物価動向への反応が一般的に強く、インフレにも強い傾向があります。
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債 券
国や一般企業などが資金を調達するために発行するものです。
債券の主な特徴
- 定期的に利子が支払われるため安定収入が期待できます。
- 債券には満期があり、あらかじめ何年後に額面金額を返すかが決められています。
- 債券の信用性は、発行体にお金を返す力があるかによって異なります。
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リート
投資家から集めた資金でオフィスやマンションなどの不動産を購入し、
運用する投資信託です。不動産投資信託(リート)の主な特徴
- 配当金は賃料収入等に基づいており、安定した配当が期待できます。
- 好景気などで、不動産の価値や賃料収入が上昇すると、値上がり益が期待できます。
- 賃料は、物価の上昇にあわせて上昇する傾向があり、インフレに強い傾向があります。
- 上記はそれぞれの資産の特徴全てを説明しているものではありません。
- 債券・株式・リートにおける売買損益はお客さまに帰属します。
- 将来の市場等の値動きや投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
海外の資産に投資すると?
海外の資産に投資すると、為替が変動すれば資産の価値も変動することになります。
- 上記はイメージ図です。為替の手数料等のコストや税金および資産の価額変動等は考慮しておりません。
投資信託の費用と税金
投資信託を購入・換金する際や運用期間中には費用や税金がかかります。
どのような費用や税金がかかるか理解しておきましょう。
投資信託にかかる費用
お客さまにご負担いただく手数料や費用には、申込手数料など直接ご負担いただくものと、信託報酬など間接的にご負担いただくものがあります。
詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)、目論見書補完書面等をしっかり確認しましょう。
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購入時
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申込手数料
申込金額の最大3.3%(税込)
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運用期間中
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信託報酬
信託財産の純資産総額に対して最大年率2.212%程度のほか、
運用成績に応じた成功報酬をいただく場合があります。 -
その他の費用・手数料
監査費用、組入有価証券の売買委託手数料、外国における
資産の保管等に要する費用など
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換金時
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信託財産留保額
換金約定日の基準価額の最大0.5%
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- 費用の合計額は、お申込金額、保有期間、運用状況等により変動するため、事前に表示することはできません。
投資信託の税金
「普通分配金」「譲渡益」には、それぞれ税金がかかります。
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所得税に対し復興特別所得税として2.1%が課税され、2039年12月31日まで20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、
地方税5%)となっています。
特定口座
特定口座についての疑問・質問をQ&Aでご紹介します。
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特定口座ってどんな口座ですか?
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特定口座は今までの口座とどう違うのですか?
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特定口座の特徴は?
リバランスで見直す
資産配分の見直し(リバランス)
資産価値は運用成果によって常に変化していくため、資産配分の定期的な診断とアフターケアが大切です。知らない間に予想とかけ離れたパフォーマンスになってしまうことがないように、定期的に見直しを行いましょう。
バランスファンドのメリット
バランスファンドには、「リバランス」を自動的に行うという大きなメリットがあります。
例えば、「国内債券25%」「海外債券25%」「国内株式25%」「海外株式25%」というバランスファンドが運用を続けるうちに下記のように変化した場合、多くなった株式の一部を売却して、少なくなった債券を買い足すことで、運用中に変わっていく資産配分を元に戻す作業(リバランス)をします。
バランスファンドなら、手間いらずで
資産配分のメンテナンスを行えます。
もう1つのバランスファンド「アセットアロケーション型ファンド」とは?
アセットアロケーションとは、資産(asset)の配分(allocation)を意味します。アセットアロケーション型のバランスファンドは、市場環境に応じて資産の配分を機動的に見直し変更を行う、いわば「プロに任せるファンド」です。
コアサテライトで運用する
「守り」と「攻め」の資産運用
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コアサテライト運用って?
コアサテライト運用とは、保有する資産をコア(守り)の部分とサテライト(攻め)の部分に分けて運用する投資手法です。
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コアとサテライトの役割
一般的に、コア部分は、「中長期的に資産価値を守るための運用」として安定的な値動きが期待されるファンドで運用します。一方サテライト部分は、「攻めの姿勢で資産価値をふやすための運用」として積極的に高いリターンを求めるファンドで運用します。

よい組み合わせ”をイメージするとよいでしょう。
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